BRAINTEC 可視光線測定器 TM550WINDOW TINTMETER Model550 ティントメーター フィルム測定器

販売価格: 29,800円~49,800円(税別)
(税込: 32,780円~54,780円)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
商品詳細
ブレインテック可視光線測定器
簡易測定ではなく校正、測定に時間が必要です。
測定や校正調整(キャリブレーション)に手間がかかりますが簡易な物よりゴーストフィルムなどスペクトル変化の大きなフィルムでもより正確に可視光線透過率測定器に近い数値が測定できます。
道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 別添37(窓ガラスの技術基準)
5.9. 可視光線透過率試験 5.9.2.試験装置
の規格の試験装置ではありませんが
黄白色の発光ダイオードを光源にすることにより規格である白熱電球(A光)に近い広範囲での可視光線波長で測定することができます。
可視光線透過率に近い測定数値を確認することが可能です。
大きく上振れる事、大きく下振れる事ございません。
測定結果が70%近い時などは安全の為、規格であるPT-50/PT-500での再測定をお勧めいたします。
測定数値結果の精度を確認できるように値づけされた検査用NDガラスフィルター(校正プレート)
で試験確認したものを出荷いたします。
ゴーストフィルムなどスペクトル変化の大きいフィルムでの精度も確認するため
オプションのゴーストフィルム試験成績書付きをお勧めいたします。
JEMIC 日本電気計器検定所での校正証明書付もオプション選択可能です。
[特徴]
ブレインテック可視光線測定器 TM550 は、発光プローブ・受光プローブ間のガラスなどのターゲットを
透過する可視光線の波長390nm-760nm(ピーク550nm)の光線量を測定し透過率%を表記します。
黄白色の発光ダイオードを光源にすることにより白熱電球(A光)に近い広範囲での可視光線波長で測定することができます。
校正ボタンにより測定毎に簡単に校正調整(キャリブレーション)が可能で正確に0.1%単位での透過率の測定が行えます。
TM550は分離小型プローブ採用により固定されたフロントガラス、サイドガラス、可動ガラス、小さなフロントデルタガラスなど
ほぼすべてのガラスの透過率を測定することが可能です。
測定結果は「別売りオプション」のインターフェースを利用してWindows PCなどのデバイスに転送・保存する事ができます。
[ブレインテックでの出荷前試験・校正]
(1)標準仕様(オプション無)
安全な測定、測定数値の正確さ不確かさの確認の為に当社ブレインテックにて
3種類の校正プレートに対する指示値(測定数値)の試験成績書が付属されます。
分光光度計にて保安基準の規格A光Y値に値づけを行った検査用NDガラスフィルターでの試験
ND60(60.5%)
ND70(71.7%)
※日本自動車機械工具協会にて値づけした数値
ND80(79.1%)
[追加可能なオプション]
(2)
ゴーストフィルム6種類のガラスサンプルに対する指示値(測定数値)の試験成績書が付属されます。
分光光度計にて保安基準の規格A光Y値に値づけを行ったゴーストフィルムを貼付けたガラスサンプルでの試験
#IRML90(PURE)
#IRML88(PURE)
#AR90(ROSE)
#AR86(SHINE)
#AR84(XENON2)
#AR79(NEO2)
(3)
上記
ゴーストフィルム6種類のガラスサンプルに対する試験成績書
に対し
JEMIC 日本電気計器検定所での校正証明書付
校正マークステッカーが付きます。
校正値は、標準イルミナントAに相当する光源における
ろ光板の視感透過率(可視光線透過率)である
0.7(70 %)のろ光板に対する
表示値、校正値、校正の不確かさ の校正証明書がつきます。
[別売りオプション]
PC接続用RC-232C-USBケーブル
校正用NDガラスフィルター
[仕様]
ディスプレイ :10mm LCD
表示値 :小数点以下1桁まで
精度 :≦2% (NDフィルターに対し)
測定波長 :550nm(ピーク) 390nm-760nm
測定範囲 :0〜100%の光透過率
接続ポート :RS-232C
計測可能なガラス厚 :最大18mm
動作温度 :0〜50℃
動作湿度 :0〜90% 結露しないこと
測定時間 :4秒
迷光の影響 :影響なし
ランプ寿命 :10年程度
電池 :単4電池 x4本
重量 :320g(電池を含まず)
本体寸法 :146 x 65 x 28mm
測定プローブ寸法 :68 x 37 x 37mm
測定プローブケーブル長:114cm
標準付属品 :ハードケース、取扱説明書、サンプルプレート
オプション :校正、校正証明書
JAN 4582455151828
[各部名称]
3-1ディスプレイ(LCD)
3-2データ転送ボタン
3-3校正ボタン(キャリブレーションボタン)
3-4電源ボタン
3-5測定プローブ(発光プローブ・受光プローブ)
3-6 PC接続ポート
[操作]
・電源スイッチを押し、メーターの電源を入れます。
・何も挟まない状態でプローブのマークを合わせ可視光線の表示が100%であることを確認します。
※99%〜101%の読み取り値が許容誤差
・測定プローブでターゲットを挟み測定を行います。
・プローブのマークを合わせ数値が一番高くなる所に微調整を行い表示された数値が測定数値です。
※エラーなどが出た場合は電池を外し 10 秒ほど放電して、電池を入れなおしてください
・使用後は電源スイッチ長押しで電源が切れます。
[校正調整]
使用する度に校正調整をする必要があります。
校正調整方法は100%校正調整と0%校正調整の2点校正でより正確な校正調整が可能です。
・100%透過率校正調整
何も挟まない状態でプローブ(合わせマーク)を合わせ微調整を行い最高数値を確認します。
表示値が100%でない場合は数値が安定した状態で「校正」ボタンを押し100%に調整します。
・0%透過率校正調整
2つのプローブの間に厚紙など不透過な物を置き、表示値が0%でない場合は「校正」ボタンを押し、0%に調整します。
※校正調整は結露なくプローブが清潔で電池電圧が良い状態で行ってください。
[電源・電池交換]
メーターは単4電池x4で動作します。
(電池は付属しません)
LCDの低バッテリーアイコンが表示されている場合、3か月以上使用の電池は新しい電池と交換してください。
※測定精度に影響が出ます。
電池の取り付け
1.メーターの電源を切り、バッテリーカバーを外します。
2.古い電池を新しい単4電池と交換します。
3.電池は所定位置の極性が正しいことを確認します。
4.電池カバーを元に戻します。
※長期使用しない場合は、メーターから電池を取り外してください。
[正確な測定のコツ]
測定器の仕組みから表示される最大数値が正しい測定数値になります。
・校正調整を確実に行います。
・プローブのマークを参考にターゲットガラスを挟みます。
・センターリング
磁石でセンターリングされるが光源レンズのセンターと受光レンズのセンターを微調整で最大数値が出る場所に合わせる。
※レンズのセンターとプローブボデイーのセンターは違う、ボディーで合わせるとずれが生じる可能性
・センターリングが終わるとプローブ同士を時計回り、反時計回りに15度程度ひねり最大数値が出る位置を探す最大数値が出たところで再度センターリング微調整
※表示にラグがあるので微調整ごとに0.5秒ほど待つ
[注意]
※車検の規格「可視光線透過率」はA光源で測定されたJIS規格(R3212)の数値です。
TM-550数値と異なる数値になります。
目安の測定として頂き、70%に近い数値の時はPT-500など可視光線透過率での測定をお願いします。
※当TM-550は道路運送車両保安基準の「可視光線透過率」の試験装置ではございません。
※当社ブレインテック、フィルムメーカーの公表している可視光線透過率は390nm-760nm 重価係数で算出されたJIS規格(A5759/R3212)の測定数値です。