【ゴースト施工ショップ 探訪レポート No.04 】~華やかさの裏に品質へのこだわり 業界底上げに尽力する~
アクティブガレージ@東京


~華やかさの裏に品質へのこだわり 業界底上げに尽力する~ アクティブガレージ@東京


カーフィルム製品の中でも登場以来、ユーザー様から絶大な人気を誇る「ゴースト」シリーズ。法令遵守した施工を通じ、「ビジネスとしての収益増加」「ユーザー満足の向上」の両面でゴーストを活用しているショップ様をご紹介。
今回は、スーパーカーを中心とした入庫車両やTV出演・イベント出展など派手で華やかな印象万歳のアクティブガレージを訪問。煌びやかでファッショナブルという点はゴーストさながらのショップですが、その裏側には丁寧な仕事ぷりがあるという点も同じようです。プロショップ様におけるゴーストの取り扱い方、ユーザー様における施工ショップの選び方のご参考になれば幸いです。


▲東京23区内の幹線道路沿いに店を構えるアクティブガレージ

華やかなカーライフ支える職人技


いわゆるスーパーカーとも呼ばれるようなハイエンドなクルマたち。近年、そうした車両オーナーたちからペイントプロテクションフィルム(PPF)をはじめとしたディテイリングサービスへのニーズが高まっています。そして、PPFとセットで高機能かつ個性を出せるゴーストフィルムへの人気も...。都内に店を構える「アクティブガレージ(阿部雄一代表、江戸川区)」は、そうした高級車を中心に高品質なディテイリングサービスを提供しています。

元々はコーティング、カーフィルムというディテイリングの定番メニューをメインに手掛けていた同社。国内ではまだ手掛けるショップが少ない早期からカーラッピング、PPFに乗り出し、愛車への美観に強くこだわるオーナーに応えてきました。車両の取り扱い方や運搬用の積載車、入庫中のセキュリティまで、希少車や高級車の預かり作業に対応した体制を構築しており、今では高級車オーナーからの依頼をはじめ、輸入車ディーラー経由の施工依頼でも同社指名のケースも少なくないなど、施工ファクトリーには常日頃からハイエンドカーに溢れています。

富裕層を中心とするそうしたカーオーナーからの高い支持は、阿部代表のクルマに対する熱い想いも1つの要素でしょう。元々ディーラーでの従事経験など、車両販売の経歴を持つ阿部代表。そのため、磨きやコーティング、各種フィルムの施工品質に強いこだわりを持ちつつも、「単体サービスで完結するのでなく、クルマ1台をどのように仕上げるかという観点を大切にしている」という同氏の言葉通り、同社を“単なる施工作業屋”ではなく“愛車の美観をトータルで仕上げてくれるカーショップ”として頼りにするカーオーナーも少なくないようです。


国産車、輸入車問わず高級で希少な車両が数多く入庫。アスリートや著名人の顧客も少なくないという



高級車オーナーからのニーズ高まるPPF。設備・技術が揃い豊富な施工実績を誇る



幹線道路沿い店舗内の明るい接客スペース



モノやものづくりへの姿勢を高く評価


現在、PPFなどの高単価かつ比較的長時間作業のサービスがメインとなっているアクティブガレージ。比較的低単価のカーフィルムは、長年ディテイリングサービスを提供する中で取り扱いメニューではあるものの、近年の自社事業の中ではそこまで大きなウエイトを占めていなかったといいます。

その同社で2022年、新たに「ゴースト」シリーズを採用しました。国産品質を強みとする「ピュアゴースト」シリーズに限定した取り扱いで、法規と同じ測定規格で陸運局などでも採用されている可視光線透過率測定器「PT-500」とともに導入。同社のカーフィルムサービスは新たなステージに移行しました。

数年前からオーロラに発色する類のカーフィルムへの問い合わせは多かったものの、適法性や顧客層などを要因に自社での取り扱いを逡巡していた阿部代表。一方で今般、メーカーとの直接の情報交換などを経て、メーカーの適法性への取り組みや製品の品質を高く評価し、導入に至りました。

適法性の面では、道路運送車両法で可視光線透過率70%以上が規定されているフロント3面へのゴースト施工に対し、ブレインテック推奨の「PT-500」やメーカー独自の可視光線透過率証明書を活用。施工時点での保安基準適合を丁寧に明示するほか、施工後の顧客がディーラーへの入庫などでトラブルとなった際のサポートにも取り組んでいます。他方で過度に合法性を叫ぶのではなく、あくまで顧客本意のサービス説明を心がける同社。可視光線透過率が高いピュアゴーストでも「車検に通る」という安易な説明では終わらず、「法規上、フィルム施工の車検可否は車検時の状態で判断される。そのことを含め、施工時の適法性の明示や施工後のフォローなど、弊社でできうることを過不足なく伝えるよう心がけている」と阿部代表は語ります。

また阿部氏が共感を示したもう1つが品質。元々カーフィルムに対し、「紫外線や日射熱の遮断という機能性がもたらす運転時の健康被害・不快感の軽減は大きなユーザーメリットで、多くのカーオーナーに提供したいと考えている。その中でゴーストは、話題のデザイン性もさることながら、そうした機能性やフィルムとしての品質が良質なのも顧客に自信を持って提案できるポイント。折れのリスクなども少なくて貼りやすく、何よりメーカーの製品にかける熱量に共感した部分もある」と製品自体を高く評価しています。

まだ取り扱い初めて間もないピュアゴーストですが、同社の主力サービスであるボディへのPPFとセットでの施工依頼も多く舞い込んでいるそう。その顧客層も、以前問い合わせが多かったカスタムカー(違法改造含む)好きなどよりも、士業やプロアスリートなども含めた高級車乗りが多いとのことで、いわゆる"ヤンチャな層”のためではなく純粋にクルマやカーライフを楽しむためのアイテムとして広まっていることを窺い知れます。

その背景には同社のメニュー設定もあるようで、長らくの間「格安」が一つの謳い文句とされてきたカーフィルムにおいて、同社ではフィルム原価、施工時間に基づく適正なサービス価格を設定。「適正な製品品質、施工品質を適正な価格で提供」することで、ショップにとって持続的な事業になると同時に、カーオーナーにとっても「安かろう悪かろうではないカーフィルム」を施工できる窓口となっています。


高級車の取り扱い豊富な同社でいよいよゴーストの取り扱いがスタート


メーカー独自の証明書とPT-500を活用しユーザーをサポート



フィルムの機能性を高く評価し、元々透明遮熱タイプやスモークタイプを長年施工。自社積載車にもゴーストを施工している



PPFやラッピングと合わせて施工するケースが増えてきているそう



業界自体の底上げを目指し


高単価なメニューを中心に高品質なディテイリング施工を提供する同社。施工同様にこだわりが詰まったオリジナルコーティング剤「ハイパーガラスコーティング」の事業者向け販売なども手掛けていますが、阿部代表はそうした自社事業の枠組みを超えた活動にも積極的に参画しています。

その1つが、ディテイリング業の認知拡大や地位向上を目指した情報発信です。専門誌やテレビ出演といったメディア露出、イベントへの出展などを通じ一般ユーザー向けのPR活動に励むほか、業界プロに向けてもラッピングやPPFの講習会に協力したり、同業者同士の技術・情報交換会を積極的に開催したりと、業界内外に対して「ディテイリング業」の底上げに取り組んでいます。

そうした取り組みの1つとして今年10月には、スーパーカーが集う一般ユーザー向けイベントにブースを出展。その中でブレインテックが発足したゴーストの合法施工を推進する取り組み「リーガルゴーストショップ(LGS)」のPRも実施しました。LGS認定ショップの1つでもある同社ブースでは、ボディ全体にゴールドのラッピングを、フロントガラスにピュアゴーストを施工したテスラ・モデルSとともにゴーストフィルムの合法性を訴求。コラボした有名アーティストのライブも会場を盛り上げ、さらにイベント後には、LGSに賛同する施工ショップを招いた情報交換会も阿部代表の呼びかけで実施されました。

こだわりを見せる自社での施工から対外的な情報発信までを一貫してディテイリングの魅力発信に努める阿部代表。その取り組みには、「単発の施工作業のみではなくクルマをトータルでどのように仕上げるか」という施工の観点と同様、ディテイリング業自体も「幅広い自動車関連サービスの1つ」と捉えた上でその価値や業界自体を底上げしたいという想いが垣間見えます。

一ユーザーにとっては、ゴーストの丁寧な施工や適切なアフターフォローなど、それだけでも魅力的な同社でのゴースト取り扱い。ただ、様々なディテイリングサービスを駆使したクルマの遊び方・魅力発信に精力的な同社ゆえ、今後どんな“ピュアゴーストを使ったクルマのトータルコーディネート”が披露されるのかも楽しみです。

施工への強いこだわりに加え、広くビジネス展開する阿部代表。自社独自のコーティング剤は同業者からも高く評価されている



業界内外問わず日々精力的に情報を発信。LGS加盟直後にイベントで魅力を訴求した




取材協力:株式会社アクティブガレージ

2022 取材当時